破壊と再生のサイクルはごく身近な場所でも日々繰り返されている。
私たち自身、毎日、日々刻々と細胞レベルでも破壊と再生のメカニズムによって活性化している。
食べ物や睡眠、日々の心身のコンディションによって、それ等は微妙なバランスを取り、時に破壊し、また再生を繰り返す。
一つのきっかけで、再生の道を選ぶか死滅の道へと進むのかが変わって行く。
「縁起」という様々なきっかけや条件に囲まれて、其れをどう主体的に捉えるか、受け流すのかで、自ずと人々の破壊と再生も繰り返されて行く。
自己の再生の道を選ぶか、他者への破壊行為に及ぶか。実はそれすら自らの意思に委ねられている。
どんな時にも、そして、どんな人にも、其処には「選択」が残されている。
どちらへ進むか、どちらを選ぶかも自分次第。
人はいつでも「再生」の道を選ぶことが出来る。
成りたい人間に成る。
人として、真っ当に生きること。
自分らしく生きること。